リケルメが語るメッシ、イニエスタの凄み 独特の語り口で2人の”天才”を称賛

希代のファンタジスタが2人の天才をユニークに表現

 天才が天才を語る――。

 現役時代にアルゼンチン代表の司令塔として活躍した鬼才フアン・ロマン・リケルメ氏が、現在26冠を達成したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとスペイン代表MFアンドレス・イニエスタのすごさを解説した。同氏は、2002年から1シーズンだけバルセロナでプレー。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 リケルメ氏は、02年シーズンにイニエスタとバルサで共闘した。だが、メッシはまだいなかった。昨季三冠を達成し、今季FIFAクラブワールドカップも制覇したバルサの心臓部であるイニエスタと、大エースのメッシについて、リケルメ氏はユニークな表現を用いた。

「ここが高速道路だとしよう。事故が起きたらどうする? そのまま突っ込むか、車線を変更するか、引き返すか? 交通事故が起きたところには普通は行かない。イニエスタもそうだ。もしも、多くの人がここに止まれば、彼は違う道を行く。そして、彼はフリーになる」

 卓越した戦術眼の持ち主であるイニエスタについては交通事故のようなマークの厳しい場所を避け、巧みにフリーとなる高度なインテリジェンスを持ち合わせているという。

 

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