態度、孤立…PSGレオナルドSD、ネイマール売却に動く“4つの理由”をスペイン紙指摘
ネイマールの負傷の多さも「試合への準備不足」と認識か
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、今夏の移籍市場で古巣のバルセロナへ戻ることを目指していた。しかし契約はまとまらず、現在もPSGでプレーしている。今なおバルセロナ帰還を望む「10番」に対し、彼を引き留め続けてきたスポーツダイレクター(SD)のレオナルド氏も、愛想を尽かした可能性がある。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、レオナルドSDがネイマールを放出したい4つの理由を特集している。
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2年前、ネイマールがバルセロナからPSGへ移籍したことは世界中のサッカーファンを驚かせた。しかし、ネイマールはこの決断を後悔し、バルセロナへ戻ることを希望。今夏の移籍市場ではレオナルドSDが27歳の移籍を阻んだとされているが、ここに来て彼の考えも変わってきたという。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると、レオナルドSDは「態度」「孤立」「生活習慣」「試合への準備」の4つを理由に、ネイマール売却に動き出すという。
圧倒的なタレントを有しながらも、ネイマールはメロドラマの主人公と見なされてきた。PSGは彼への対応にうんざりしており、来年1月に再びバルセロナの移籍市場が開いた時には、放出を考慮するようだ。
もともと私生活が派手なことでも知られており、パリではカジノに興じる姿や豪華なパーティーに参加している姿が、頻繁に撮影されている。口ではサッカーに向き合っていると話していたネイマールだが、PSGは一時期、彼がサッカー以上に、そうしたことにのめりこんでいたことを把握しているという。そして、負傷が多い点についても、彼のライフスタイルを含めた準備段階での不足に要因があると考えているようだ。
その一方でバルセロナは、ピッチでは結果を出すネイマールの獲得を今も望んでいるという。このまま三者の思惑が一致し続ければ、ネイマールのバルセロナ復帰は確実になりそうだが、あとはPSGが回収を望むとされる2億2200万ユーロ(約268億円)の移籍金がネックとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)