シティFWスターリング、契約延長“保留中”の理由は…グアルディオラ監督の去就が影響か
1.5倍となる週給約6300万円のオファーを固辞と報道
マンチェスター・シティは、2023年6月までの契約を結んでいるイングランド代表FWラヒーム・スターリングと、さらなる契約延長を画策している。しかし当の本人は、指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督の去就を見てから、判断したい意向があるという。英サッカー専門サイト「フォー・フォー・トゥー」が伝えている。
シティは昨年11月にスターリングとの契約を延長したばかり。現在、週給30万ポンド(約4200万円)の契約を結んでいるが、クラブはその1.5倍となる45万ポンド(約6300万円)に上乗せし、期間の延長を目指すという。
ただ、その破格の契約にもスターリングはサインしていない。記事によると、スターリングはグアルディオラ監督の契約延長を待っているのだという。
グアルディオラ監督が2016年に就任以降、スターリングは大きな成長を遂げ、現在は世界最高の選手の1人と見なされるようになっている。24歳のアタッカーは、グアルディオラ監督の下だからこそ、自身が成長できたと強く認識しており、未来が不透明になりつつあるスペイン人指揮官がクラブと契約延長してから、自身の契約を結ぶつもりだという。
グアルディオラ監督とシティの契約は2021年まで残っているが、2019-20シーズン終了後にもマンチェスターを離れるのではないかという噂が根強い。これまで指揮したバルセロナ、バイエルンでも5年目を迎えておらず、21年までの契約をまっとうしたとしても、その後はシティに残らないかもしれない。
この状況はスターリングの契約にも影響を及ぼす可能性があり、レアル・マドリードが強い関心を示しているとされる。グアルディオラ監督の下、昨季は国内3冠を達成したシティ。新星の去就が絡めば、指揮官が新たな挑戦を望むかどうかは、ファンにとってさらに気になるところだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)