バルサB安部裕葵、2戦連続弾を現地メディア称賛 「アベの才能でご褒美を手にする」
リェイダ戦で殊勲の同点ゴール 収穫は“安部だけ”とスペインメディアが評価
バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は、現地時間23日に行われたスペイン3部グループ3第14節リェイダとのアウェーゲームで、2試合連続ゴールを決めた。敗戦のピンチを救う活躍に、現地メディアも「アベの才能でご褒美を手にする」と評価している。
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バルサBはトップチームでの飛躍が期待され、中盤を司るMFリキ・プッチが累積警告でリェイダ戦を欠場。また17歳のMFアンス・ファティや売り出し中のFWカルラス・ペレスもトップチームに招集されたため、主力を欠く展開となった。試合自体はバルサBが押し気味に試合を進めたものの、前半38分にリェイダMFリベルトに先制ゴールを許す。ビハインドを背負ったなかで仕事をしたのが安部だ。
前半44分、敵陣左サイドでスローインを受けたFWアキエメからのクロスに対して、タイミング良く走り込んだ安部が頭で合わせる。安部にとっては珍しいヘディングシュートで1-1の同点、そして自身にとって公式戦2試合連続ゴールをゲットした。
その後スコアは動かず勝ち点1を分け合う結果になったが、スペインのサッカーメディア「VAVEL」は「分析:ヒロキ・アベ、それだけ」との見出しで、日本人アタッカーの働きを評価している。
「バルサBはカンプ・デスポルツでリェイダと1-1で引き分け、ほろ苦い後味とともに去った。相手は2部Bグループ3で2位ながらガルシア・ピミエンタのチームは後半途中から1人多い状況にもなり、より収穫の多いアウェーにすることもできた。しかしながらロス・クレス(バルセロナ・サポーターたち)は日本人選手ヒロキ・アベの才能でご褒美を手にする」
11月13日に親善試合ながらトップチームで途中出場するなど、注目度も増している安部。この勢いにさらに乗っていきたいところだ。