日本代表、前半4失点で守備崩壊 ベネズエラFWロンドンにハットトリックを許す屈辱
キルギス戦から先発8人変更、攻守ともに機能せず1-4完敗
日本代表は19日に国際親善試合ベネズエラ戦に臨み、前半だけで相手エースにハットトリックを達成されるなど苦しいゲームとなり、1-4で敗れた。
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日本は14日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)から海外組と国内組による一部メンバーの入れ替えが行われてこの試合に臨んだ。そのなかでDF植田直通、MF柴崎岳、MF原口元気が継続出場でスタメンのピッチに立ち、8人が入れ替わった。一方のベネズエラは、来年3月には2022年カタールW杯南米予選が始まるため、それに向けた強化が進んでいる。
日本は前線からプレスをかける積極的な立ち上がりを見せたが、早々に最終ラインが陥落した。前半8分にベネズエラはペナルティーエリア内の左サイドでMFジェフェルソン・ソテルドがボールをキープ。日本はDF室屋成が対峙したが、最終的に中央への柔らかいクロスを許した。すると、DF佐々木翔の上からベネズエラのエースFWサロモン・ロンドンが、ヘディングシュートで押し込んだ。日本は早くも0-1のビハインドを背負った。
なかなかペナルティーエリア内に切り込めない日本は同22分、左コーナーキックにファーサイドから回り込んでマークを外した佐々木が至近距離からのダイビングヘッドで狙ったが、シュートはGKを直撃して同点ゴールとはならなかった。
そうしたなかで同30分、日本は中盤から前進しようとしたパスを引っ掛けられると、素早くペナルティーエリア内まで運ばれてMFダルウィン・マチスのラストパスをロンドンに流し込まれて失点。さらに同33分にはアーリークロスをMFジャンヘル・エレラが頭で落としたところを、またもロンドンに蹴り込まれた。相手エースに前半だけでハットトリックという躍動を許した。
日本はさらに同38分にもショートカウンターを受け、ショートパスの交換からソテルドにゴール前まで切り込まれてそのままシュートを決められ、0-4という大量ビハインドでハーフタイムを迎えた。
試合はその後、後半24分にMF山口蛍がミドルシュートを決めて1点を返し、なおも攻め立てたが反撃はそこまで。ホームで1-4と屈辱的な完敗を喫した。
(FOOTBALL ZONE編集部)