バルサB安部裕葵、移籍後“初ゴール”ゲット スペイン地元紙も「待望」の一撃を紹介
第13節コルネージャ戦の前半22分、こぼれ球を押し込みバルサB初ゴール
バルセロナBに所属するMF安部裕葵は現地時間17日に行われたセグンダB(3部相当)第13節コルネージャ戦(3-3)で先発出場し、移籍後初ゴールをゲットした。記念すべき初ゴールについて地元紙「ムンド・デポルティーボ」も取り上げられている。
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安部にとって歓喜の瞬間が訪れたのは、1-0のリードで迎えた前半22分のことだった。MFリキ・プイグの後方からのフィードに対してFWカルラス・ペレスと安部が反応。相手マーカー3人を背負いながらペレスがボールコントロールしシュートを放つ。これを一度は相手GKに弾かれたものの、こぼれたボールは必死のスプリントを見せた安部のもとへ。身体ごと投げだすスライディングシュートで、ゴールネットを揺らした。
ゴールが決まるや否やコーナーフラッグの方へ走り、両手を広げて喜びをあらわにした安部。同紙は「Bチームの開始30分間は素晴らしい出来だった。カルラス・ペレスとヒロキ・アベのゴールがあったが、コルネージャの力強い反撃にあった」と3-3のドローに終わった試合を振り返るとともに、安部の2点目についてこう記している。
「リキからのペレスへの素晴らしいパス。ペレスのシュートは防がれたものの、それはヒロキ・アベにチャンスを与えることになった。そして日本人アタッカーにとって待望の初ゴールとなった」
安部は先週のミッドウィークに行われたチャリティーマッチでトップチームに初招集され、非公式戦ながらトップチームでのプレーも初めて経験した。順調に出場機会を得ている日本人アタッカーには、現地でも徐々に注目が集まっているようだ。
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