浦和の大槻監督、ACL決勝第2戦で総力戦呼びかけ 「『We are REDS』の『We』」を強調

チケットはすでに5万5000席以上が販売 「より全体の一体感が要求される」

 2年前の決勝戦では、浦和サポーターが「ビジュアル・サポート」と呼ぶスタジアム全体を覆った壮大なデザインが話題を呼んだ。スタジアムに着く選手バスは大きな声援と旗で出迎えを受けた。試合前から作り上げられた強烈なホームの空間は、間違いなく第2戦の勝利と優勝に大きな力を貸した。今回もまた、そうしたものがチームの背中を押すことを大槻監督は呼びかけている。

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 そのうえで、浦和サポーターの大声援の一つである「We are REDS」のコールとその意味に当たる部分について、指揮官はこう語る。

「今度の舞台では、より全体の一体感が要求される。毎週それは要求されていますが、より顕著に要求されると思っているので全員で作っていきたい。よくサポーターが言っている『We are REDS』の『We』に関わる全員が協力して戦いたいと、大きな気持ちとして持っている。僕らのところは僕らでちゃんとやらなければいけませんが、是非というところで。チケットもほぼ完売の状態だと聞いていますし、頑張りたい」

 大槻監督の言葉通り、チケットはすでに5万5000席以上が販売され、16日に大会規定で残されていた一部席種が販売されるのが最後。超満員が確実な埼玉スタジアムで、浦和はどれだけ大きな『We』の力を結集できるのか。ACLでの強さが際立ってきた浦和全体が見せるアジア制覇の思いを表現する日が近づいている。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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