韓国メディア、久保建英の“リーガ初ゴール”絶賛 「世界に驚きを与えたミドルシュート」
ビジャレアル戦でマジョルカ移籍後初ゴールを記録
マジョルカの日本代表MF久保建英が現地時間10日、ホームで行われたリーガ・エスパニョーラ第13節ビジャレアル戦に先発出場し、移籍後初ゴールを決めて3-1の勝利に貢献した。韓国メディアも、久保の待望のリーガ初ゴールに反応している。
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韓国のスポーツ・芸能ニュース総合サイト「スポータルコリア」は、「久保は序盤から活発な動きを見せた。前半13分には左サイドから2人を抜き去り、ペナルティーエリア内に侵入すると、相手に倒されてPKを奪取。先制点につながった」と報じている。
また、「久保の活躍は後半にも続いた。後半8分に豪快な左足でのミドルシュートが相手のゴールに突き刺さった。デビューゴールだった」と鮮やかな追加点とともに久保の活躍ぶりを絶賛している。
さらに、他の韓国メディアの見出しを見ても、久保のゴールの注目度の高さが窺える。
「久保、ラ・リーガデビューゴール、世界に驚きを与えたミドルシュート」(スポーツ・芸能ニュース総合サイト「OSEN」)
「左足ミドル砲! 久保、ビジャレアル相手にラ・リーガデビューゴール炸裂!…PKも誘う」(スポーツ専門サイト「SPOTVニュース」)
スポーツ紙「MKスポーツ」は「森本貴幸(アビスパ福岡)が2007年にイタリア・セリエAのカターニャ時代に18歳8カ月21日にゴールを決めていて、(これまでの)欧州4大リーグで日本人最年少ゴールだった。久保は18歳5カ月6日でゴールし、記録を更新した」とも伝えている。
久保に初ゴールが生まれたことで、韓国メディアも今後の動向にさらに注目していきそうだ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。