日本代表の新ユニフォームは“冒険しすぎ”? 「ファーストは伝統重視」が世界の慣例だが…

世界的に珍しい他競技と異なるチームカラー ファーストを「白」にするのも一案?

 国旗とは違うカラーを採用している代表チームはけっこうあって、例えばドイツの白は国旗にはない。オランダのオレンジ、イタリアの青もそうだ。ただし、他の競技でも色はおよそ統一されている。イタリアはサッカーでも陸上競技でも基本は青だ。サッカーだけが他競技と違うという日本は珍しい部類だと思う。

 そこで提案なのだが、サッカーのファーストジャージの色は「白」にしたらどうだろうか。白にアクセントとして赤を使っておけば、他競技と合わせられる。セカンドジャージは青のままでいい。現行のファーストとセカンドを入れ替えるだけなので違和感もない。伝統の青をセカンドに格下げするのは忍びない気もするが、もともと理由もはっきりしないのだ。

 赤はアジア予選で他国と被りすぎるが、白ならばそうでもない。白が重なった時は青がある。セカンドジャージなら、多少奇抜なデザインでもいいんじゃないか。そして、白は奇抜にしたくてもやりようがないので、デザイナーが張り切りすぎて顰蹙(ひんしゅく)を買うようなことは将来的にもなさそうである。

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西部謙司

にしべ・けんじ/1962年生まれ、東京都出身。サッカー専門誌の編集記者を経て、2002年からフリーランスとして活動。1995年から98年までパリに在住し、欧州サッカーを中心に取材した。戦術分析に定評があり、『サッカー日本代表戦術アナライズ』(カンゼン)、『戦術リストランテ』(ソル・メディア)など著書多数。またJリーグでは長年ジェフユナイテッド千葉を追っており、ウェブマガジン『犬の生活SUPER』(https://www.targma.jp/nishibemag/)を配信している。

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