右サイドの”恋人”との連携も高評価

　そのアバーテも同様に「6.5点」とされている。「前半はクロスの精度を欠いたが、後半には調整した。同点ゴールでミランを蘇生させた」と評価されている。また、DFアレックス、MFジャコモ・ボナベントゥーラ、FWカルロス・バッカといった得点者たちも同様に「6.5点」を与えられたほか、MFアンドレア・ベルトラッチも同じ「6.5点」で、「2016年はミハイロビッチ監督にとって欠かせない存在になる」と高評価を受けた。

　試合前の時点でリーグ戦での出場時間が16試合で311分にとどまっていた本田だが、このフロジノーネ戦で今季初のスタメンフル出場。アシストという結果と共に、昨季から見せていたDFアバーテとの好連携も健在であるところを見せた。2015年の最終戦はクリスマス休暇を挟み、来年1月6日に再開するリーグ戦での定位置奪回への足がかりとなる一戦となった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images