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シント=トロイデン鈴木優磨、劇的勝ち越し弾で逆転勝利に貢献 地元メディア「最高の状態に」
1-1の後半42分にこぼれ球を押し込んでリーグ2点目をマーク
ベルギー1部シント=トロイデンFW鈴木優磨が現地時間30日、リーグ第13節メヘレン戦で劇的な勝ち越しゴールを挙げ、2-1の勝利に貢献した。フル出場した鈴木は1-1の後半42分にリーグ2点目をマーク。鈴木の活躍でチームは逆転勝ちし、ベルギーメディア「SPORT.BE」は鈴木の得点で「最高の状態になった」と称えている。
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J1鹿島アントラーズの下部組織で育ち、2015年にトップデビューを果たした鈴木は、4年半でJ1通算96試合27ゴールをマーク。昨季はAFCアジア・チャンピオンズリーグ優勝に貢献し、MVPを受賞した。
しかし、昨年12月の天皇杯準決勝・浦和レッズ戦(0-1)で右ハムストリング筋を損傷。今季に入ってリハビリを続けていたが、2月に再び同箇所を負傷し、鹿島では今季公式戦出場のないまま、今夏に海外移籍を実現させた。新天地では第8節シャルルロワ戦(3-0)で初ゴールをマーク。マーク・ブライス監督の信頼も得た。
試合は前半37分、メヘレンに先制を許して折り返した。後半になってもなかなか決められないシント=トロイデンだったが、後半36分にコートジボワール代表FWヨアン・ボリが同点弾。だが、引き分け濃厚かと思われた同42分、味方のシュートをGKが弾き、こぼれ球に反応した鈴木が左足で冷静に流し込んで決めた。
劇的な勝ち越し弾に「SPPORT.BE」は「結果として鈴木が導いたチャンスがあったからロッカー室では最高の状態になっただろう」と称賛。このゴールがリーグ戦2ゴール目となり、まだまだ鈴木の得点量産に期待が懸かる。
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