「セルティックでの魔法を彷彿」 中村、超絶ミドル弾にスコットランドも絶賛「考え直すべき」

セルティックに所属していた中村俊輔の人気は衰えない【写真:Getty Images】
セルティックに所属していた中村俊輔の人気は衰えない【写真:Getty Images】

横浜FCで移籍後初ゴールを記録した中村 「すでに魔法のタッチを失ったと思っている人がいるのであれば…」

 横浜FCの元日本代表MF中村俊輔は27日、J2第38節東京ヴェルディ戦で移籍後初ゴールを記録し、2-1の勝利に貢献。スコットランドメディアは中村の強烈なゴラッソに「セルティックでの魔法を思い起こさせた」と大々的に取り上げている。

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 横浜FCは今季昇格争いに参戦しており、中村は6試合ぶりの先発を飾った。ホームスタジアムに歓喜を呼び込んだのは前半26分だった。FW皆川佑介の落としに対して走り込んだ中村がペナルティーエリア手前から左足を一閃。約20mのミドルシュートをゴール右に突き刺した。

 移籍後初ゴールとなった一撃にスコットランド紙「デイリー・レコード」は「中村が超絶ゴールを叩き込み、セルティックでの魔法を彷彿させた」と見出しを打ち、「セルティックにとって彼の左足は魔法の杖であり、スコットランドサッカーを照らしていた」と回想していた。

 2005年から4年間セルティックに在籍した中村は、リーグ優勝3回、リーグカップ優勝2回、スコティッシュカップ優勝を1回達成し、2006-07シーズンにはリーグ年間MVPに年間ベストイレブン、年間ベストゴール賞を受賞し、文字通りクラブのレジェンドとして確固たる地位を築き上げた。

 記事では「彼がスコットランドリーグを離れて10年の月日が経つが、日本のエースがすでに魔法のタッチを失ったと思っている人がいるのであれば、考え直すべきだ」と指摘し、中村のスキルが依然として色褪せていないことを強調していた。

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