ユーべ、韓国代表エースFW獲得に関心か ナポリに続き参戦…今冬に移籍の可能性も
トッテナムと4年の契約を残すソン・フンミンの獲得には高額の移籍金がかかるが…
トットナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、イタリアのナポリが1月の移籍に向けて関心を示していると報じられていた。ナポリのライバルであるユベントスも、ソン・フンミンの獲得レースに参戦したようだ。英紙「デイリー・エキスプレス」が報じている。
4年前の2015年9月にドイツのバイヤー・レバークーゼンからトットナムに加入したソン・フンミンは、もうすぐトットナムで通算200試合出場を達成する。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、準決勝のマンチェスター・シティ戦で3得点を挙げるなど、クラブ初の決勝進出に大きく貢献した。2019年のクラブ年間最優秀選手でもあるソン・フンミンは、イングランド代表FWハリー・ケインの負担を軽減したと同紙は伝えている。
2018年6月にトットナムと新たな5年契約を結んだソン・フンミンは、北ロンドンのクラブと4年間の契約を残しており、ユベントスにとっても高額な買い物になる。しかし、イタリア王者は今後2度の移籍市場でさらなる補強を考えており、ソン・フンミンの状況を注視しているという。
近年のユーベは、アーセナルから獲得したウェールズ代表MFアーロン・ラムジーをはじめ、複数の世界的名プレーヤーを移籍金ゼロで獲得している。その一方で、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやオランダ代表DFマティアス・デ・リフトの獲得には大金を惜しまなかった。ソン・フンミンにも、その価値があるかどうかを、クラブは計っているという。
ソン・フンミンの獲得を巡っては、現在ユーベを率いているマウリツィオ・サッリ監督の古巣であるナポリ、かつて元韓国代表MFパク・チソンもプレーしたマンチェスター・ユナイテッドも関心を示しているという。だが、ユナイテッドは来季のCL出場が難しいため、イタリア移籍が有力だとされている。
今月初旬には、ソン・フンミンの代理人であるティース・ブリーマイスター氏もナポリ移籍について含みを持たせていた。ライバルクラブが獲得に動くとなれば、彼らの動きも加速するかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)