ポルト中島翔哉は「監視させるべきタレント」 英紙指摘「技術に疑問の余地はない」
「直近の数試合では左サイドからの攻撃が効果的」として、左SBテレスとともに紹介
日本代表MF中島翔哉の所属するポルトガル1部ポルトは現地時間24日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節でスコットランド1部レンジャーズと対戦する。スコットランド紙「ヘラルド」は中島をキープレーヤーの1人として挙げ、「監視させるべきタレント」と紹介した。
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ポルトは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3次予選でロシア1部クラスノダールに2戦合計スコア3-3ながらアウェーゴールの差で敗れ、ELに参戦。グループステージ第1節ではヤングボーイズに2-1で勝利したものの、第2節ではフェイエノールトに0-2で敗れている。
そんななか、「ヘラルド」紙はポルトがどのようなシーズンを過ごしているのか、どんな戦い方を採用するのかなど、さまざまな角度から分析。そのなかでキープレーヤーについても論じている。「(レンジャーズの)スティーブン・ジェラード監督が選手たちに監視させるべきタレントが複数存在する」として、主力の名前を挙げていった。
ポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラ、ブラジル代表DFアレックス・テレスらとともに名前を並べられたのが中島だ。「直近の数試合では左サイドからの攻撃が効果的に見える」として、左サイドバック(SB)のテレスは「良いクロスを供給する」と紹介。さらに左サイドハーフの中島については、次のように言及した。
「1200万ユーロ(約14億円)で今夏に加入した後は一貫性のないスタートとなったが、その技術に疑問の余地はない。直近の国際Aマッチウィークでは、日本代表の一員として2アシストを記録した。スタメンに名を連ねれば、(レンジャーズの右サイドバックである)DFジェームズ・タバーニアの手に余る存在になるかもしれない」
中島が主にプレーする左サイドはチームのストロングポイントの一つとして認識されており、脅威と考えられているようだ。果たして中島はレンジャーズ戦でスタメンを勝ち取り、攻撃を牽引することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)