照準を変えた赤い悪魔 マンUがレバンドフスキ獲得に年俸20億円を準備へ

最強ストライカー争奪戦に乗り換え

 マンチェスター・ユナイテッドが、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ獲得に、税引き後年俸1500万ユーロ(約20億円)の大型オファーを準備している可能性が急浮上した。ドイツ紙「スポーツ・ビルト」が報じている。

 今季15得点を記録している最強ストライカーは2019年に契約満了となるが、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、ユナイテッドというメガクラブが獲得に乗り出しているという。レアル側は税引き後1200万ユーロ(16億円)の高報酬を準備しているとレポートされている。一方、PSGとユナイテッドは、それぞれ20億円の年俸を提示することになるという。

 カール・ハインツ・ルンメニゲCEOは「選手はまだ3年半契約を残している」と語っているが、ルイス・ファン・ハール監督は就任2年目ですでに2億5000万ポンド(460億円)の強化費をつぎ込んでいる。圧倒的な資金力を誇るユナイテッドはバイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラー獲得に再三のオファーを出し、ルンメニゲCEOは、ユナイテッドのエド・ウッドワード副会長にこう警告したという。

「私はメールアドレスは変えることができない。だから、ミュラーへのオファーの数々を送ることはやめるべきだ」

 ミュラー獲得に執念を燃やしたユナイテッドだが、ミュラー自身もバイエルンとの契約延長に前向きとも報じられている。そのため、赤い悪魔はレバンドフスキに照準を変えたのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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