苦境の香川、チーム停滞の要因として現地紙も列挙 「見せてほしい巧みさを感じない」
序盤戦で2ゴールを挙げる活躍も、風邪で欠場後はチームとともに低空飛行
スペイン2部サラゴサに所属するMF香川真司が苦しい時期を過ごしている。シーズン開幕直前に加入し、序盤戦で2ゴールをマークするなど実力を見せたものの、コンディション不良などもあって直近の試合ではゴールに絡めず、チームも不調に陥っている。地元紙「エラルド」はチームと香川の現状について分析している。
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「カガワ、イグベケメ、パプナシュビリ、連係とゴールの欠乏、最大の懸念」とのタイトルの記事では、「レアル・サラゴサが目覚ましいスタートからネガティブな流れへと至ったことには問題が数多くある」とビクトル・フェルナンデス監督率いるチームが停滞している要素を列挙。香川もその1人として挙げられている。
「今季最後に加入したカガワは、ボルシア・ドルトムントでのいまひとつだったプレシーズンもあってフィジカル的に課題を抱えていた。ただし彼は(加入直後に)明るくエキサイティングな瞬間を持っていた。彼は明るく輝く男だった」と立て続けに2ゴールを挙げたことを称賛されつつも、チームとともに下降していることにもこう触れられている。
「チームの悪い流れが始まって以来、1カ月前に感銘を受けたものは何も残っていない。彼は直近の試合で姿が見られなかった。マラガ戦のタイミングで彼はウィルス(風邪)に襲われ、そこからは彼のサッカーの下降ぶり、ピッチで見せてほしいセンセーションに必要な巧みさを感じない」
結果が出なくなり、同紙も明らかに風当たりが厳しくなっている。その逆風を跳ね返すような活躍を香川は見せられるか。
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