名将アンチェロッティ、イブラヒモビッチの“ご指名”を歓迎 「待っていると伝えるよ」
年末で契約切れのイブラヒモビッチ、アンチェロッティ率いるナポリを“移籍候補”に挙げる
イタリア・セリエAでナポリを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、今冬での去就が噂されるパリ・サンジェルマン(PSG)時代の教え子、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ獲得に「かなり興味を持っている」と話している。スペイン紙「AS」が伝えた。
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イブラヒモビッチは現在所属する米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーとの契約が年末で切れることもあり、移籍金ゼロで獲得できる冬の移籍市場で同行が注目される1人となっている。
過去にセリエAで活躍したカリスマは、ユベントス、インテル、ACミランでリーグ制覇を果たしており、先日はイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで、「もし(ヨーロッパに)戻るならば、イブラヒモビッチの名前のために契約するのではなく、スクデット(セリエA優勝)にチャレンジしたい。私は動物園の見世物ではない。今でもセリエAで20ゴールを決めることができる」と述べ、イタリア復帰に関心を示しているようだった。
また、かつて元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が活躍したナポリへの思いも告白。「マラドーナのあの街への愛を考えると、ナポリでトライしたいと思う。ディエゴがやったことをもう一度できたらファンタスティックだろう」とも話し、かつての恩師であるアンチェロッティ監督が指揮するクラブを“候補”に挙げた。
イブラヒモビッチから“ご指名”を受けたアンチェロッティ監督は、現地時間19日に行われた第8節エラス・ヴェローナ戦(2-0)の試合後にこれについて聞かれると、「イブラヒモビッチ? 今夜電話して、『ここで彼を待っている』と伝えるよ。彼にかなり興味を持っている。MLSの29試合で、彼は30ゴールを挙げたんだ」とコメントし、大歓迎の様子だった。イブラヒモビッチは果たして、どのクラブに向かうことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)