「アグエロのようだ!」 金崎夢生、“4人抜き”豪快弾を伊紙が大絶賛「守備陣は防ごうと…」

鳥栖FW金崎が「アグエロのよう」なゴールを決めた【写真:荒川祐史】
鳥栖FW金崎が「アグエロのよう」なゴールを決めた【写真:荒川祐史】

絶好調男が磐田戦で決めたゴールを海外メディアが注目

 サガン鳥栖は19日に行われたJ1第29節ジュビロ磐田戦を2-2で引き分けた。そのなかで、1-1の後半22分に決めた鳥栖の元日本代表FW金崎夢生のゴールに注目が集まっている。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が「日本の金崎はアグエロのようだ!」と見出しを打って称賛した。

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 金崎は、滝川第二高校から2007年に大分トリニータ入り。10年に名古屋グランパスへ移籍し、13年1月にドイツ1部ニュルンベルクへ加入した。同年9月には当時ポルトガル2部だったポルティモネンセでプレー。15年からJリーグへ復帰し、鹿島アントラーズでエースとして支えた。昨季途中から鳥栖に移籍。今季は磐田戦を含めて27試合7得点している。

 J1参入プレーオフ圏16位に沈む鳥栖と、最下位磐田の残留を争う下位同士の戦いは前半12分、元バルセロナMFイサック・クエンカのゴールで鳥栖が先制。だが、前半ロスタイムに磐田のブラジル人FWルキアンに移籍後初ゴール決められ同点に追いつかれた。

 金崎のゴールが生まれたのは後半22分だった。MF三丸拡の左クロスをペナルティーエリア内で後ろ向きに受けた金崎は、磐田の元日本代表MF今野泰幸のマークに遭いながらも巧みにボールをコントロールしてキープ。さらに奪いに来た相手MF上原力也をターンでかわし、2人のスライディングももろともせずに中央から右足を振り抜いた。豪快なシュートはゴール右へ突き刺さり、鳥栖が勝ち越しに成功した。

このエリア内で“4人抜き”を披露した金崎の一発を「コリエレ・デロ・スポルト」は「日本の金崎はアグエロのようだ!」と見出しを打って紹介。「金崎夢生は彼の全てを見せて鳥栖にとって2ゴール目を決めた。磐田の守備陣は防ごうとしたが成功しなかった」としている。

 後半39分には磐田のブラジル人FWアダイウトンに同点弾を浴びたが、勝ち点1を積んで降格圏を脱出した鳥栖。直近リーグ戦5試合4得点と波に乗る金崎の活躍は、残留に向けてカギを握りそうだ。

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