劇的弾で浦和撃破の大分、J1残留へ大きく前進 「ご褒美」の勝利で示した“のびしろ”

劇的弾で浦和撃破の大分【写真:Getty Images】
劇的弾で浦和撃破の大分【写真:Getty Images】

浦和に1-0勝利の大分、片野坂監督も手応え「さらに高みを目指してできる可能性を得た」

 大分トリニータは18日のJ1第29節で、アウェーに乗り込んで迎えた浦和レッズ戦に1-0と勝利。J1残留をほぼ確実なものとして、片野坂知宏監督は「自分たちでさらに高みを目指してできる可能性を得た」と先を見据えた。

 大分はこの試合で浦和からの期限付き移籍でプレーしているFWオナイウ阿道とMF伊藤涼太郎が契約の関係で出場できないなかでメンバーを組んだ。そのなかで前半はかなりの時間でボールを制圧して浦和を自陣に釘付けにした。後半は逆に浦和に押し込まれる展開になったが、大きなピンチは2回のみに押さえて、ほぼラストプレーというタイミングでのカウンターでFW後藤優介が決勝ゴールを奪い取った。

 片野坂監督は試合後に「試合の内容的にも、勝ち点1で終わるか、あるいはやられてしまうような展開で、なんとか粘り強く、選手が最後まで戦ってくれたご褒美を、今回はいただいたんじゃないか。我々は前節の名古屋グランパス戦、その前のジュビロ磐田戦で、アディショナルタイムで失点して勝ち点を失った分、今日はなんとか取り戻すことができた」と、選手の戦いを称えた。

 この勝利で大分は勝ち点を43に伸ばした。消化試合が1試合少なく残り6試合がある16位湘南ベルマーレと15位サガン鳥栖が勝ち点31のため、数字上は残留を確定させていないが、7位まで順位を上げていることから間にいるチーム数を考えた時に、ここから降格圏まで沈むのは相当なレアケースだと言えるだろう。それだけに片野坂監督は「目標は残留ではありますが、今日勝ち点3を取れたことで、自分たちでさらに高みを目指してできる可能性を得た」と、先を見据える言葉を残した。

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