「今季残るべきだった」 レアルの番記者&ファンが見た久保建英の“今”「一時代を築ける」

レアルの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウでも久保への期待が感じられた【写真:高橋智行】
レアルの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウでも久保への期待が感じられた【写真:高橋智行】

マドリディスタたちを納得させるプレーができれば…

 マドリディスタたちは、一度レアルのユニフォームに袖を通した選手のことを忘れない。久保がマジョルカでの1年を有意義なものにして帰ってくるかどうか、彼らはその行方を厳しくも温かい目で見守ってくれるだろう。

 日本代表の活動から戻った久保は、19日にリーグ首位のレアルと対戦する。この一戦は久保にとって間違いなく試金石となり、スペイン中が注目する。代表戦での長距離移動、チームでの練習不足により、与えられるチャンスは少ないかもしれないが、わずかでも出場時間を得てマドリディスタたちを納得させるプレーができた時、その未来は大きく拓かれる。

(高橋智行 / Tomoyuki Takahashi)



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高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

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