森保監督、W杯予選3連勝後に台風19号の被災者へメッセージ 選手は「強い気持ちを見せた」

森保一監督【写真:Yukihito Taguchi】
森保一監督【写真:Yukihito Taguchi】

アウェーで苦しみながらも…タジキスタンに3-0と勝利

 苦しんだアウェーマッチでの勝ち点3に、森保一監督も手応えを感じながらも課題を口にした。2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選タジキスタン戦、日本は好調のMF南野拓実(ザルツブルク)の2ゴールで2-0と勝利した。試合後は、台風19号の被災者に向けたメッセージも発した

 モンゴル相手に6-0と大勝した一戦から一転、この日は鋭い出足と激しい球際のタジキスタンに苦しめられ、カウンターからあわや先制点を献上という場面も作られた。それでもGK権田修一(ポルティモネンセ)のビッグセーブで、前半を0-0で折り返した。

 すると後半に入って8分、10分と南野が素晴らしい動き出しからの連続ゴールで2得点をゲット。その後もタジキスタンの必死の攻撃に危うい場面も作られたが、後半37分にはDF酒井宏樹(マルセイユ)のクロスにFW浅野拓磨(パルチザン)が合わせてダメ押しゴールを奪い、W杯予選3連勝となった。

「このアウェーの地で選手たちが、そう簡単な戦いにならないだろうと考えてよく戦ってくれたと思います。選手たちも被災地・被災者の励ましになるプレーを届けること、応援している方に勝利を届けるという強い気持ちを見せて戦ってくれたと思います」

 このように話した森保監督。厳しい戦いでも強く勝ちきる姿勢を見せた90分間だった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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