「本田圭佑は歴史上最悪の惨敗を樹立」 カンボジア代表が衝撃の14失点、記録的大敗に海外注目
イラン戦で0-14の大惨敗 同国史上最多失点記録を更新する悲劇的な一戦に…
元日本代表MF本田圭佑が実質的監督を務めるカンボジア代表は現地時間10日、カタール・ワールドカップ(W杯)2次予選の第3戦でイラン代表と対戦し、0-14の大敗を喫した。海外メディアは「本田圭佑は歴史上最悪の惨敗を樹立した」と、カンボジア史上最多失点記録での敗戦を強いられたことを取り上げている。
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40年ぶりにイランのスタジアムに女性サポーターの入場が認められたことで世界的にも注目が集まる一戦となったが、FIFAランキング169位のカンボジアは、23位とアジア最上位に君臨するイランを相手に悲劇的なワンサイドゲームを見舞われることになった。試合開始早々の前半5分にいきなり先制点を与えると、同11分、18分、22分、35分、40分、44分と大量7連続失点を喫し、最初の45分を折り返した。
後半に入っても、3分、9分、15分、20分、22分、40分、43分と前半同様に7失点を献上。FWサルダル・アズムン(ゼニト)、FWカリム・アンサリファルド(アル・スィーリーヤSC)にハットトリックを許し、合計14失点となった。海外メディアもカンボジアの喫した大惨敗に注目を寄せている。
マレーシアメディア「Semuanya BOLA」は公式ツイッターで「本田圭佑はイラン戦で0-14という、カンボジアの歴史上最悪の惨敗を記録した」と伝えると、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版も「本田圭佑のチームにとって、この国におけるサッカーの歴史で最も重い敗戦となった」と切り出し、1995年にカンボジアがインドネシア相手に0-10で大敗した一戦を紹介したうえで、「過去最悪の敗北となった」と、ワースト記録になったことを指摘している。
選手としては現在所属クラブを模索している立場であり、マンチェスター・ユナイテッドや古巣ACミランにも逆オファーを提示したことで話題を呼んでいた本田。また、昨夏にカンボジア代表の実質監督にも就任したが、アジア2次予選では3試合で1分2敗と白星を挙げられていないことに加え、イラン戦で同国史上最多失点での歴史的惨敗を喫するなど、本田にとっては厳しい現実を突きつけられることになった。