川崎MF家長、絶妙な翻弄テクニックに相手選手も反応 「こういう選手を止めると…」

湘南戦でMF家長昭博が川崎の攻撃を牽引した【写真:高橋学】
湘南戦でMF家長昭博が川崎の攻撃を牽引した【写真:高橋学】

家長が湘南戦で披露した華麗な足技に、対峙した19歳鈴木も「また目標が1つ増えた笑」

 川崎フロンターレは6日に行われたJ1リーグ第28節湘南ベルマーレ戦で大量5ゴールを奪い、“神奈川ダービー”で快勝を飾った。元日本代表MF家長昭博はエースFW小林悠のゴールを演出するなど攻撃を牽引したが、試合中に見せたマーカーを翻弄する絶妙テクニックに、対峙した選手も「こういう選手を止めるとゆう目標がまた1つ増えました笑」と反応している。

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 試合は川崎が前半15分に相手のオウンゴールで先制すると、同21分にMF中村憲剛、その5分後にはMF阿部浩之が立て続けに追加点。前半31分にはドリブルを仕掛けた家長のスルーパスを小林が流し込んで4点目を奪い、後半にも途中出場のMF長谷川竜也がダメを押し、5得点のゴールラッシュで快勝を飾った。

 得点シーン以外で注目を集めているのが家長のテクニックだ。後半2分、自陣でボールを奪った川崎は、MF下田北斗からセンターライン付近の家長へ縦パスが通る。33歳のレフティーは、湘南のMF鈴木冬一のスライディングタックルに動じることなく足もとにボールを収め、そのまま反転してドリブルを開始。懸命に食い下がる19歳のルーキーに対して緩急とフェイントで揺さぶりをかけると、相手が左足を出してきたところでタッチライン際に持ち出し、タックルをかわすように今度は左足甲でボールを浮かせて縦に抜き、難なく味方にパスを通した。

 2018年JリーグMVPの華麗なテクニックを受け、ツイッター上で「溢れ出る天才感」と動画が拡散されると、湘南の鈴木も自身の公式ツイッターで「こういう選手を止めるとゆう目標がまた1つ増えました笑」と思いを綴った。投稿にはファンから「フロサポでは、家長選手のああいう鬼キープを『エロい』と表現してます」「かなり斬り込んでるけどさらに目標をたてるとこが冬一らしい! 頼むぞ!!」「前向きなツイート、最高です!!」といった反応が寄せられている。

 同じレフティーの19歳鈴木にとっては、今後の糧となるマッチアップになったようだ。

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