トッテナム守護神ロリス、キャッチミス後に悲劇 左腕負傷で病院へ緊急搬送

トットナムのGKウーゴ・ロリス【写真:Getty Images】
トットナムのGKウーゴ・ロリス【写真:Getty Images】

ブライトン戦の前半3分にクロスを取り損ねた際に左腕を負傷して途中交代

 トットナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスは、現地時間5日に行われたプレミアリーグ第8節ブライトン戦で前半早々に左腕を負傷し、途中交代で病院へ搬送された。試合も0-3で敗れ、直近の公式戦でわずか1勝止まりと極度の不振に陥るチームにとって大打撃となりそうだ。

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 試合開始わずか3分でのことだった。ホームのブライトンが左サイドから攻め込み、DFパスカル・グロスがゴール前へクロスを供給。これはロリスの守備範囲だったが、キャッチミスでボールをこぼしてしまい、そのままFWニール・モペイに押し込まれた。

 この際、バランスを崩して後ろに倒れ込んだロリスは着地の際の左腕を負傷。映像では関節の可動域を超えた曲がり方をしているように見え、そのままプレー続行不可能となった。酸素マスクをつけてストレッチャーに乗せられてピッチを後にしたロリスは、そのまま病院へ搬送された。

 また、英衛星放送「BTスポーツ」のコメンテーター、デス・ケリー氏はツイッターを更新。「ウーゴ・ロリスはトンネルで運ばれている時も苦痛による叫び声を上げていた。痛みを抑えるためにさらにモルヒネ(鎮痛剤)を投与され、救急車で病院に運ばれた」と投稿し、緊迫した状況をレポートした。ロリスは耐えきれないほどの痛みに苦しんでいたようだ。

 アクシデントに見舞われたトットナムはその後、ブライトンの19歳FWアーロン・コノリーに2得点を決められて0-3で敗戦。守護神の離脱と公式戦2連敗のダブルパンチをくらう結果となった。

 昨季UEFAチャンピオンズリーグ準優勝のトットナムだが、ここ6試合で1勝2分(1PK負け)3敗と不振に陥っている。ロリスに長期離脱の可能性も浮上し、今季は序盤戦から受難の時を過ごしている。

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