クロップ監督、ザルツブルク“ハーフタイム鼓舞動画”に持論 「公開されたらクラブを去る」
CLリバプール戦、ザルツブルク監督のハーフタイムスピーチが公開されて話題に
日本代表FW南野拓実、FW奥川雅也の所属するレッドブル・ザルツブルクは、現地時間2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リバプール戦(3-4)のハーフタイムに行われたジェシー・マーシュ監督のスピーチの様子を公開して話題を呼んでいる。これについて、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「ビデオが公開されたら、私はクラブを去る」と持論を展開した。英ラジオ「talkSPORT」が報じている。
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アンフィールドで行われた一戦はリバプールが前半の内に3得点を奪う猛攻でリードを奪った。
しかし、前半39分に韓国代表FWファン・ヒチャンのゴールで1点を返していたザルツブルクは後半11分、南野が左クロスを右足のダイレクトボレーで合わせてCL初ゴールを奪うと、4分後には南野のアシストでFWエルリング・ブラウト・ホランドの得点で同点に追いついた。
最終的にはエジプト代表FWモハメド・サラーが決勝点を挙げ、リバプールが4-3で勝利を収めたが、ザルツブルクが昨季王者を相手に披露した攻撃的なスタイルはサッカーファンの興味を引くものとなった。さらに、ザルツブルクはマーシュ監督がハーフタイムに選手たち強烈に鼓舞する様子を動画で公開し、これまた話題となっている。
アメリカ人指揮官は英語とドイツ語を織り交ぜながら、選手たちにこう語っていたという。
「まず最初に、君たちは何回ファウルした? 2回だぞ? これは親善試合じゃない、チャンピオンズリーグだ! もっと体を張れる。(リバプールのオランダDFフィルジル・)ファン・ダイクにもっといけよ、リスペクトしすぎだ。彼らは強い? そうだ、でも相手にタックルもせず、戦いもせず、良い試合ができるというのか。彼らは我々がここに戦いに来たということを知る必要がある。戦術について少し話したら、自信と意思を持ってピッチに立って、彼らにやり返すんだ! 彼らは強い。でももっと戦って試合に命を吹き込むんだ。さあ、行くぞ! もっとやれることがある!」