現役引退のトーレス、古巣アトレティコの本拠地凱旋ショットにファン熱狂 「お帰りなさい」
8月に鳥栖で現役引退、マドリード・ダービー前に続いて古巣の練習を訪問
8月に現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが自身の公式ツイッターを更新。下部組織時代、そしてプロとなってから通算11シーズン所属したアトレティコ・マドリードの本拠地を訪れ、「Home」と“凱旋”を報告している。
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アトレティコの下部組織で育ったトーレスは、2000-01シーズンにトップチームでデビュー。19歳にしてキャプテンを務めるなど“エル・ニーニョ”(神の子)として中心選手になった後、リバプール、チェルシー、ACミランと強豪クラブを渡り歩き、14-15シーズン途中にアトレティコに復帰を果たした。18年7月にはJ1サガン鳥栖と契約したが、日本2年目の今季は故障にも苦しみ、現役引退を決断。盟友MFアンドレス・イニエスタとの対戦となった8月23日のJ1第24節ヴィッセル神戸戦(1-6)がラストゲームとなった。
引退後は母国スペインで過ごしているが、トーレスは4日にツイッターを更新。「Home」と綴られた一枚の写真には、アトレティコの本拠地ワンダ・メトロポリターノのピッチに降り立ち、大型スクリーンに映し出されたクラブロゴとともに笑顔で映る姿が収められている。スペイン紙「AS」によると、6日のリーガ・エスパニョーラ第8節バジャドリード戦に向けて敵地に旅立つ前のチーム練習を訪問したという。トーレスは9月28日に行われたレアル・マドリードとの“マドリード・ダービー”前にも古巣激励のために姿を現していた。
トーレスの投稿には、「いつも君の家だ」「君が僕らのリーダーだ」「ホームへようこそ、フェルナンド」「お帰りなさい、レジェンド」と、アトレティコファンから歓迎のメッセージが多く寄せられている。
鳥栖のアドバイザーを務めることを表明しているが、トーレスにとってはサッカーキャリアで最も長い時間を過ごしたアトレティコは、いつまでも特別な存在のようだ。