CL大爆発のバイエルンMFニャブリ、C・ロナウドも未達成の仏紙採点で11人目の10点満点
CLトッテナム戦で後半だけで4ゴールを荒稼ぎ 過去にメッシは2度「10点満点」を記録
ドイツ王者バイエルンは現地時間1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でトットナム(イングランド)相手に敵地7-2とゴールラッシュを見せた。この試合で4ゴールを挙げて一躍ヒーローとなったドイツ代表MFセルジュ・ニャブリは、フランス紙「レキップ」の採点で史上11人目となる「10点」満点を記録。英紙「デイリー・ミラー」も、これまでに10点満点を獲得した選手とともに偉業を紹介している。
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CLグループステージ第2節でトットナムと対戦したバイエルンは先制点を奪われる苦しい展開となったが、ドイツ代表DFジョシュア・キミッヒ、ポーランド代表DFロベルト・レバンドフスキのゴールで前半のうちに逆転。後半には5得点を叩き出すゴールラッシュを見せ、7-2で大勝を飾った。
敵地で大きなインパクトを残したのがニャブリだ。かつてトットナムのライバルチームであるアーセナルに所属したアタッカーは、後半だけで4ゴールの荒稼ぎ。「レキップ」紙の採点において10点満点を記録した。
10点満点はレキップ紙史上11度目の快挙。過去には2013年のCL準決勝でレアル・マドリードを相手に4得点を奪ったバイエルンのポーランド代表FWレバンドフスキ、2018年のリーグ・アンでディジョンを相手に4ゴールを奪ったパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールらが記録している。また、昨年のCLラウンド16でレアルを撃破したアヤックスのセルビア代表MFドゥサン・タディッチは、奪った得点は1点ながら「10点」満点を記録した稀有な選手となった。
ちなみに10点満点を2度獲得しているのが、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。2010年のCL準々決勝でアーセナルに4ゴールを奪った試合と、2012年のCLラウンド16でレバークーゼンを相手に5ゴールの大暴れをした試合で記録している。
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)すら記録したことがない「レキップ」紙の10点満点。最高の一夜を過ごしたニャブリは、一体これからどんな成長曲線を歩んでいくのだろうか。