「クオリティーの欠如にゾッとする」 マンU元主将、古巣への酷評止まらず「本当にひどい」
解説を務めたロイ・キーン氏がアーセナル戦の出来に苦言 「ショッキングだった」
かつてマンチェスター・ユナイテッドの主将を務めた元アイルランド代表MFロイ・キーン氏は、現地時間9月30日に行われたプレミアリーグ第7節ユナイテッド対アーセナルを「ショッキングなドロー」と表現し、古巣に対しては「クオリティーが欠如していてゾッとする」と酷評した。英紙「デイリーメール」が報じている。
ユナイテッドはプレミアリーグ第7節でアーセナルと対戦。前半45分にカウンターの流れからスコットランド代表MFスコット・マクトミネイが右足のミドルシュートを決めてユナイテッドが先制したものの、後半13分にユナイテッド守備陣のミスを突いたアーセナルがガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで試合を振り出しに戻し、そのまま1-1のドローに終わった。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務めたキーン氏は、ハーフタイムの時点で「我々はここまで試合を見てきたが、これほど悪いのは信じられない。クオリティーが不足しており、選手は立っているだけで精一杯のようだ。しかし、本当にクオリティーが欠如していてゾッとするよ」と酷評。得点が入るまでの最初の40分間は「ショッキングだった」とさえコメントした。
試合終了後、同じく解説を務めた元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、後半の改善を主張したが、キーン氏の厳しい発言は止まらなかった。
「ギャリーは違う試合を見ていたに違いない。私は後半もショッキングだと思ったよ。本当にひどかった。アーセナルはよく持ち直していた。だが、ユナイテッドはアーセナルがボールを奪いに行こうものなら自分たちで蹴ってしまっていた。あまりにもポジティブなことのない試合だったね」
ユナイテッドがトップ4入りする可能性を尋ねられると、「今夜のパフォーマンスならば、入ってくるのはウェストハムかレスターだろう」と語ったキーン氏。愛ゆえの厳しい言葉なのか、キーン氏はユナイテッドの現状にかなり不満を持っているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)