負傷抱える浦和FW興梠、ACL準決勝・広州恒大戦出場へ意欲 「順調に治っている」

ホームでの第1戦で目指すは“プランA” 「正直、第1戦を1-0で終わるくらいなら…」

 一方で、上海戦の際に第2戦が1-1までの引き分けでも突破できる条件になった時に警鐘を鳴らしたように、「正直なところ、第1戦を1-0で終わるくらいなら0-0のほうが次に戦いやすいと思う。勝っている方は第2戦が難しくなる。心のどこかで、点を取られなければ良いという心理になるのが難しさになる」と話した。それが、2-0や3-0が理想的だと話す真意だ。

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 興梠はACLで日本人最多の26ゴールで、大会通算でも単独4位。チームメートのDF槙野智章も「中国チームの外国人選手を僕たちは一生懸命抑えますけど、相手からすればデータ以上のものを試合で出してくる興梠を抑えるのが大変だと思う。アジアを代表するストライカーです」と、全幅の信頼を置く。

 万能型のストライカーは、まずは“プランA”である2-0、3-0といったスコアでの第1戦を実現するため、その得点力を見せつけることに期待が集まる。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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