恩師の凱旋が実現？　柿谷と対決の可能性も

　また、現在のドルトムントの主力の大半を育て上げたクロップ監督率いるリバプールとの対戦も、実現すれば大会屈指の好カードとなる。香川にとっても才能を見出してくれた恩師で、2012年のユナイテッド移籍時には抱き合いながら号泣したエピソードを残している。また、ドイツ人指揮官のジグナル・イドゥナ・パルク凱旋が早くも実現するのだろうか。

　香川のセレッソ大阪時代の同僚でもあるFW柿谷曜一朗が所属するバーゼルと対戦する可能性もある。CLに比べて格式で劣るELだが、今季は史上初の3連覇を狙うセビージャや、2010-11シーズンの覇者ポルトもCLグループGでの3位転落に伴い、決勝トーナメントから登場する。11-12シーズンに準優勝を果たしたアスレティック・ビルバオやナポリ、トットナムなどの強豪も参戦しており、注目カードが目白押しとなりそうだ。

　ドルトムントが決勝トーナメント1回戦で対戦する可能性があるチームは以下のとおり。

マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）

オリンピアコス（ギリシャ）

ポルト（ポルトガル）

モルデFK（ノルウェー）

リバプール（イングランド）

ナポリ（イタリア）

ラピド・ウィーン（オーストリア）

ブラガ（ポルトガル）

ラツィオ（イタリア）

ロコモティフ・モスクワ（ロシア）

バーゼル（スイス）

トットナム（イングランド）

アスレティック・ビルバオ（スペイン）

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images