“銀河系”時代のベッカム、華麗な“30mカーブFK弾”回顧に反響 「セットプレーの魔法」
レアル公式SNSが15年前のオサスナ戦で生まれた芸術的なゴール動画を公開
レアル・マドリードは現地時間25日に、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでリーガ・エスパニョーラ第6節オサスナ戦を迎える。リーグ戦3連勝を目指すなか、クラブ公式インスタグラムは過去のオサスナ戦の名ゴールシーンをピックアップ。15年前に元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムが決めた華麗な30メートルFK弾に、感嘆の声が上がっている。
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今夏のプレシーズンツアーに日本代表MF久保建英(マジョルカ)が帯同し、日本でも大きな注目を浴びたレアルだが、シーズンが開幕すると負傷者が続出。18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節ではパリ・サンジェルマンに0-3と完敗し、ジネディーヌ・ジダン監督の解任論も浮上した。もっともリーグ戦では今ひとつの内容ながら、ここまで3勝2分で暫定3位。オサスナ戦に勝利して3連勝を飾れば、首位浮上の可能性もある。
その一戦を前に、クラブ公式インスタグラムで公開されたのが、15年前の2004年9月21日に行われたリーガ第4節オサスナ戦で、“貴公子”として絶大な人気を誇ったベッカムが、約30メートルの距離から叩き込んだ芸術的なFK弾だ。0-0で迎えた後半5分、ゴール正面約30メートルの距離で直接FKを得ると、キッカーとしてベッカムと元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが構える。ともに助走を開始すると、背番号23をつけたベッカムが右足を一閃。ボールは5人の壁の上を越えて美しいカーブを描くと、相手GKから逃げるようにゴール左隅へと吸い込まれた。
マンチェスター・ユナイテッド時代から数々の芸術的なFKを決めてきたベッカムらしい一撃を、レアル公式インスタグラムは「ベッカムのように曲げてみて!」との一言を添えて投稿。コメント欄では「最高」「彼のようなレジェンドは誰もいない」「セットプレーの魔法」「モンスター」「私のアイドル!」「象徴的なフリーキック」「おそるべし」など、ファンから感嘆の声が上がっていた。
ベッカムの独特なキックフォームと美しい軌道を描く“カーブFK弾”は唯一無二と言えるもので、15年の時が経っても色褪せることがない。当時の“銀河系軍団”で同僚だったジダン監督率いる“白い巨人”は、周囲の雑音を払拭するようなサッカーを展開して3連勝を果たせるだろうか。