ユベントス、新旧指揮官の“違い”を伊メディア指摘 「チームにとって不安の種になる」
アッレグリ監督と違い、サッリ監督は「内容が良くないと勝てない」ことが不安要素か
イタリア王者ユベントスは今季からマウリツィオ・サッリ監督が指揮を執り、14日のリーグ第3節フィオレンティーナ戦はスコアレスドローに終わった。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、前任のマッシミリアーノ・アッレグリ監督との違いに言及している。
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記事では「サッリ革命には時間がかかるというのは、セリエCのクラブからプレミアリーグまで変わらないものと認識されてきた」と、元よりスタイルの浸透に多少の時間を要するタイプの監督であることを指摘。しかし、それ以上に強調されたのが、勝ち点を奪う“上手さ”とでも言うべき点だ。
「(第1節)パルマ戦(1-0)の勝利は際どかった。(第2節)ナポリ戦(4-3)は勝利に値した。このフィオレンティーナ戦は、勝利するためには内容の良い試合をしなければ難しい相手だった。アッレグリのユベントスは、壮観な試合をすることは多くなかったが、それでも勝つために必要なプレーをするチームだった。しばしば、一発で相手を仕留めることもあった。しかし、サッリのチームは良いゲームをしないと勝利できない。内容が良くないと勝てないというのは、チームにとって不安の種になる」
アッレグリ監督は今季からインテルを率いるアントニオ・コンテ監督がリーグ3連覇に導いたチームを引き継いで、さらに5連覇を重ねて退任した。その理由の一つが、勝ち方を知るチームを作っていたこととされている。一方のサッリ監督が率いるチームの特色が、悪いなりに勝つことができない点にあるのだという。
前述のように今季からコンテ監督が率いるインテルは開幕3連勝で首位に立った。セリエAの一強状態をユベントスで作り上げたコンテ監督が、その連続優勝記録をストップすることになるのだろうか。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の優勝に野望を燃やすユベントスだが、そのためにはサッリ監督自身もまた、課題を克服する必要があると言えるのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)