韓国代表で不振のFWソン・フンミン、トットナム帰還で2ゴールに母国メディア反応

トッテナムFWソン・フンミンは帰還で2ゴールの活躍【写真:Getty Images】
トッテナムFWソン・フンミンは帰還で2ゴールの活躍【写真:Getty Images】

代表で4試合ノーゴールが続くなか、クリスタル・パレス戦で今季初得点を含む2ゴール

 トットナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間14日のプレミアリーグ第5節クリスタル・パレス戦で今季初得点を含む2ゴールを決め、4-0の勝利に貢献した。

 ソン・フンミンは前半10分、ベルギー代表DFトビー・アルデルヴェイレルトのロングフィードを受けると、ボックス右からドリブルで仕掛けて今季初ゴール。同23分にもファーサイドで待ち受け、右サイドからのクロスを左足ダイレクトボレーで決めた。

 この活躍にいち早く反応したのが韓国メディアだ。スポーツ・芸能ニュースサイト「スターニュース」は、「トットナムに戻った後、ソン・フンミンはワールドクラス級の活躍を見せた。これで韓国代表のパウロ・ベント監督の悩みはさらに深まりそうだ」と、所属チームと代表での違いについて言及。「韓国代表はワールドカップ(W杯)アジア2次予選で10月10日にホームでスリランカと、15日には平壌で北朝鮮と対戦する。やはりそこで必要になるのが、エースであるソン・フンミンの活躍だ。だが、ここ4試合のAマッチで得点を挙げられていない」と代表での不振について改めて触れた。

 また、記事では「今月10日のトルクメニスタン戦でソン・フンミンは、FWファン・ウィジョ(ボルドー)と2トップで先発出場したが、ハーフラインまで下がって守備することもあり、明らかに負担が大きいようだった。トットナムでのプレーとは明らかに対照的な姿だった」と伝えている。

 トットナムと代表での状況は、重圧や期待度でも明らかに違う。代表でのやりにくさはあってしかりだが、記事は「それでもソン・フンミンが代表で沈黙する姿をずっと見続けるのは惜しい。ベント監督は最適な“SON活用法”を見つけることができるか」と締めくくっている。

 トットナムでの躍動をW杯アジア予選でも見たいものだが、対戦国がソン・フンミンを大いに警戒しているのも事実。彼の持ち味を最大限に発揮する方法の模索は、当分続きそうだ。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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