メッシMLS行きに現実味? 共同オーナーのベッカム、補強の目玉として獲得に本腰か
インテル・マイアミが今季終了後にバルセロナをフリーで退団できるメッシに触手か
米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミの共同オーナーを務めている元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏が、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ獲得に動いているという。英紙「ミラー」が報じた。
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インテル・マイアミは2020年3月にMLSに参入する見込みであり、クラブの顔となる選手の獲得を目指している。そこで候補に挙がったのが、今季終了後にバルセロナをフリーで退団できる契約を結んでいるとされるメッシだ。メッシの関係者も、オファーについて「興味深い」と話したとされるが、記事では彼らが天文学的数字の金額を要求した場合、移籍は実現しないのではないかと指摘している。
バルセロナのジョゼップ・バルトメウ会長は、今季終了後にメッシがフリーで退団できる契約内容を認めた一方、メッシと生涯契約を結べると感じているようで、「彼の将来の自由は約束されているが、他のクラブでプレーをしたいと思っているとは考えにくい。彼はバルサの大ファンであり、21年までここでプレーしたいと思っているはずだ」と、コメントをしている。
ベッカム氏は今年、補強希望リストがあることを認め、メッシやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)の獲得に含みを持たせていた。
「どのクラブにも獲得希望リストがある。でも、キャリアの終盤を迎えたはずのレオやクリスティアーノのプレーを見ると、今もまだ終わりが見えてこない。彼らのハイレベルのプレーを見ていると、現在の所属クラブを去ることは考えにくい。ただ、どうなるか見てみよう。サッカーの世界では、何が起こるか、誰も分からないんだ」
これまでバルセロナ一筋のキャリアを歩んできたメッシだが、来季もカタルーニャのクラブに残るのか。それとも新たな冒険を始めるのか。その去就に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)