ミラン本田のライバルがカルピ戦で最低評価 次節ベローナ戦で背番号10に再び出番は訪れるか?

地元メディア評価 主力チェルチを一刀両断

 日本代表FW本田圭佑所属のACミランは、6日の敵地カルピ戦でスコアレスドローに終わった。アウェーでの引き分けとはいえ、昇格組のカルピを相手にした結果だけに、ミラン専門ニュースサイト「milannews.it」の採点も全体的に低調なものになった。また、本田はベンチスタートだったものの、リーグ戦では8試合ぶりに出番なく試合を終えた。

 高評価を得たのはGKジャンルイジ・ドンナルンマとMFジャコモ・ボナベントゥーラの2人で、共に「6.5点」が与えられた。ドンナルンマは「味方にボールを渡すタイミングも良かった」と、カウンターやビルドアップの起点になるプレーも評価された。ボナベントゥーラは「彼は勝利に値した」と、低調な攻撃陣の中でゴールに迫るプレーを繰り返していたことを称賛されている。

 一方で、右サイドハーフで先発したMFアレッシオ・チェルチと2トップの一角に入ったFWカルロス・バッカは「5点」と、チーム内でワースト評価になった。チェルチに関しては「ユベントス戦と同じことを繰り返した」と、工夫なく独善的なプレーを繰り返したことが酷評された3試合前のユベントス戦と同様だったと、一刀両断された。また、バッカは決定的なボールが供給されていないことを同情されながらも、「影響力に乏しかった」とされた。

 リーグ前節のサンプドリア戦では4得点を挙げていたミラン攻撃陣だったが、この日は完全に沈黙。好調を維持していた選手たちにも疲労からなのか、キレのなさが目立ち始めている。その中でシニシャ・ミハイロビッチ監督は本田を途中投入することなく、10月4日のナポリ戦以来となる出場機会なしとなった。

 

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