マンUが来季ペップ招聘をスルーし、ファン・ハールと心中へ! 来季補強費は衝撃の372億円

クラブはペップ招聘を見送り巨額投資へ

 しかし、クラブの首脳陣はオランダ人指揮官の手腕を高く評価。マンU就任に関心を示していると地元メディアが報じているグアルディオラ監督を招聘可能な状況が訪れても、ファン・ハール監督を続投させる方針にあるという。契約期間中に何らかのタイトルを取得した際は、来季満了となる契約を延長する姿勢も示しているとレポートされている。グアルディオラ監督はライバルクラブのマンチェスター・シティと来季監督就任で合意に至っているという報道もある。

 さらに、クラブは来夏の移籍市場で指揮官に対し、372億円もの巨額な補強費を準備しているとされている。これまでファン・ハール監督は就任から2年間で2億5000万ポンド(約465億円)以上の補強費に投じているが、来夏にはこれまで以上の大規模な恩恵を受けることとなりそうだ。バルセロナFWネイマール、レアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウド、ギャレス・ベイルらスーパースター獲得に執念を燃やすファン・ハール監督は桁違いの軍資金を手に夢を叶えることができるだろうか。

 大型補強路線に加え、率直でエキセントリックな言動と自らの哲学を頑なに貫くオランダ人指揮官には賛否両論が集まっているが、赤い悪魔は心中の方針を固めている様子だ。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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