日韓W杯優勝のブラジル代表DF、久保のマジョルカ行きに賛成 「すごく順調に来てる」
スペインリーグで7年間プレーしたエジミウソン氏は、18歳久保のポテンシャルに太鼓判
日本代表MF久保建英は今夏に名門レアル・マドリード加入後、同じスペイン1部マジョルカへの期限付き移籍を決断した。バルセロナの下部組織で育ち、史上2番目に若い18歳5日で日本代表デビューを飾った逸材に期待は高まるが、2002年の日韓ワールドカップでブラジル優勝に貢献し、バルセロナでも4年間プレーした経験を持つ元ブラジル代表DFエジミウソン氏は「すごく順調に来ている」とここまでの過程に太鼓判を押した。
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18歳の久保は日本代表の一員として参加したコパ・アメリカ(南米選手権)の大会期間中、レアルへの移籍が決定。トップチームの北米・ドイツ遠征に帯同し、プレシーズンのテストマッチ計4試合に途中出場した。その後、トップチームの練習と元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス監督率いるカスティージャ(レアルB/3部)の試合を兼務していたなか、8月22日にスペイン1部マジョルカへ期限付き移籍した。
コパ・アメリカの大会期間中に日本代表の練習を視察し、実際に試合も観戦したエジミウソン氏。自身も名門バルセロナをはじめ、ビジャレアル、サラゴサとスペイン1部で計7年間プレーした守備のユーティリティーは、久保にどのような印象を抱いているのか。
「コパ・アメリカの日本代表は若手中心でした。決勝トーナメントには行けませんでしたが、素晴らしいパフォーマンスだったと思います。そのなかで、特に久保選手は自分のパフォーマンスを発揮して、今回のコパ・アメリカにおいて新しいヒーローの1人としてのポジションを勝ち獲りました」
久保は名門レアルと契約した初の日本人選手となったが、エジミウソン氏は「一つだけ勘違いしてほしくないのは、彼はバルセロナで育成されたからレアルに行けたんです。まあ、それは冗談ですけどね」と笑いを誘ったうえで、日本サッカー界の成長の証だと見解を語った。