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仏代表MF恐喝容疑のベンゼマが大ピンチ 仏首相が代表から永久追放を要求!
有罪なら懲役5年の実刑判決
レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマはフランス代表の同僚MFマテュー・バルブエナ(リヨン)の映ったセックステープを巡る脅迫事件に関与した疑いで11月4日に逮捕、起訴されているが、フランスのマニュエル・ヴァルス首相は来年夏に欧州選手権フランス大会を控える中、疑惑のエースストライカーの永久追放を求めている。
仏地元紙「レキップ」が報じたもの。ヴァルス首相は有罪となれば懲役5年の実刑判決となるフランス共和国現在最強のストライカーに明確な「ノー」を突きつけた。
「偉大なスポーツ選手は模範的でなければいけない。それができないのなら、フランス代表に居場所はない」
1年後にホスト国としてユーロを迎える佳境で、ベンゼマの代表追放を命じた。ベンゼマは代表活動期間中に、強盗罪で収監されていた幼なじみの依頼でヴァルブエナ脅迫事件に関与したことを認めている。レアル側とともにヴァルブエナを守るための仲介役を務めていたと一貫して主張していたが、ヴァルブエナが「ベンゼマは僕をだまそうとしていた」と証言したことで、一気に有罪の可能性が高まっている。
ホスト国として2000年大会以来の優勝を目指すフランスだが、貴重な得点源であるベンゼマは、首相から追放を求められるほどに立場を悪化させている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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