バルサ新加入FWグリーズマンが2発と爆発! メッシを「真似た」圧巻ゴールに脚光
2節ベティス戦、5-2で今季初勝利のバルサ グリーズマンが2ゴールで存在感を発揮
バルセロナは現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節ベティス戦で5-2の逆転勝利を飾り、今季初の勝ち点3を得た。この日の殊勲者となったのは、今季から加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだ。移籍後初得点を含む2ゴールをマーク。地元紙「ムンド・デポルティーボ」によると、2点目はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの真似をしたという。
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開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦を0-1と落としたバルセロナは、今季カンプ・ノウ初戦を迎えたが、前半15分にスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのパスを奪われてのカウンターから先制点を許すなど、再び嫌なムードが立ち込めた。
しかし、それを救ったのがグリーズマンだ。前半31分にスペイン代表DFセルジ・ロベルトの右サイドからのクロスに身体を目いっぱい伸ばしてダイレクトシュート。これがゴールネットを揺らし、同点に追いついた。
グリーズマンは後半5分にまた自らの能力を見せつける。ペナルティーエリア右45度でボールを持つと、迷うことなく左足を一閃。マーカーと相手GKをあざ笑う軌道でゴール左隅に収まり、逆転に成功した。これで勢いを取り戻したバルセロナは日本遠征でも活躍したFWカルレス・ペレス、スペイン代表DFジョルディ・アルバ、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルと順調にゴールを積み重ねて試合を決めた。
「ビルバオ戦の敗戦後、色々と言われたけど、仕事をするだけだった。ベティスのゴールで目が覚めたけど、最終的には素晴らしい試合をできたよ。楽しんで、ずっとこのようにやりたいね」
このように語ったグリーズマン。特に手ごたえを感じたのは決勝ゴールだったようだ。「レオ(メッシ)がトレーニングでやっていたのを見て、彼を真似しようと思ったんだ」と、チームメートとなったメッシの必殺パターンから学んだことを明かしている。
この日もバルサはメッシが出場しないなかでの試合となった。2失点は憂慮すべき課題だが、グリーズマンは大エース不在の試合で仕事を果たしたと言えるだろう。