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選手兼監督のコンパニ、成績不振で役割変更 試合出場時の采配はヘッドコーチが担当へ
13年ぶりに古巣アンデルレヒトに復帰も、開幕4戦未勝利の不振で役割変更
ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニは、今夏に古巣アンデルレヒトに“プレーイング・マネージャー”として復帰したが、開幕から4試合未勝利という不振を受けて、その役割が変更されたようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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コンパニは2008年から昨季まで11シーズンにわたってマンチェスター・シティで活躍。プレミアリーグとリーグカップを4度、FAカップを2度制するなど、近年のシティをキャプテンとして牽引した。
今夏にシティとの契約満了を迎えたベテランセンターバックは、古巣アンデルレヒトに13年ぶりに復帰。新天地では選手兼監督という大役を任された。
しかし、アンデルレヒトは開幕4試合で2分2敗と、過去21年間で最悪のシーズンスタートとなった。プレーイング・マネージャーのコンパニは4試合連続スタメンフル出場を果たしているが、結果にはつながっていない。
この不振により、コンパニの役回りが多少変更されたようだ。監督の立場から外れたわけではないが、選手として出場する場合はプレーに集中し、戦術面などの采配はヘッドコーチのシモン・デイビスが担当することになるという。
先日、元アンデルレヒト監督のア・デモス氏がコンパニの選手兼監督について「二つの仕事をするのは禁止すべき。馬鹿げている」と批判していた。これが監督デビューイヤーとなるコンパニにはやはり荷が重かったということなのだろうか。
とはいえ、試合中もチームキャプテンとして、“ピッチ上の監督”として振る舞うことに今後も変わりはない。百戦錬磨のコンパニはアンデルレヒトに勝利をもたらすことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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