「どんな偉大な監督も皆、一番下からのスタートだ」と主張

　ア・デモス氏はさらに、「二つの仕事をするのは禁止すべき。馬鹿げている」と選手兼監督の体制についても否定的に語っている。「彼はインテリジェントだ」とコンパニを称えたうえで、監督として成功を収めたいのであれば、選手としての栄光とは切り離して考えなければならないとの助言も送った。

「元ディナモ・キエフ監督のヴァレリー・ロバノフスキーは私にあることを教えてくれた。それは『監督として、選手時代の過去は忘れなければならない』ということだ。どんな偉大な監督も皆、一番下からのスタートだ。（フィリップ・）コクーや（マルク・）ファン・ボメルのようにね」

　33歳のレジェンドは、選手兼監督として成功を収めることはできるのか。厳しいスタートからどのようにチームを立て直すのか。その行方に注目だ。

[ftp_del]


[/ftp_del]