レアルFWベンゼマ、「美しいルーレット」から「黄金パス」を海外絶賛「魅惑的スキル」
開幕戦セルタ戦で1ゴール1アシストと活躍したベンゼマが終了間際に華麗プレー
レアル・マドリードは現地時間17日、リーガ・エスパニョーラ開幕節セルタ戦で3-1と勝利して白星発進を飾った。2-0で迎えた終盤、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが華麗なターンで相手を翻弄し、ダメ押し弾を演出。スペイン紙などが「美しいルーレット」と絶賛している。
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今夏加入のベルギー代表MFエデン・アザールが負傷で欠場したレアルだが、前半12分にウェールズ代表FWギャレス・ベイルのクロスにベンゼマが飛び込んで先制。しかし、後半11分、相手MFデニス・スアレスの足を踏みつけたとしてクロアチア代表MFルカ・モドリッチが一発退場となった。数的不利となるも、直後の同16分にドイツ代表MFトニ・クロースが強烈なミドルシュートを叩き込んで2-0とリードを広げた。
そのなかで迎えた後半35分、左サイドから中央に切れ込んだブラジル代表DFマルセロから中央のベンゼマへパス。ゴールに背負向けながらトラップしたベンゼマは、右足インサイドでトラップして背後の相手を翻弄すると、華麗なターンで前を向いてラストパスを供給した。最後はスペイン代表FWルーカス・バスケスが流し込んだ。
終了間際に1点を返されたが、3-1と勝利したレアル。そのなかで高い評価を得た1人が1ゴール1アシストのベンゼマだ。とりわけバスケスのゴールを演出した場面は脚光を浴びており、スペイン紙「マルカ」は「フランス人ストライカーは相手からボールを隠して美しいルーレットを繰り出し、黄金のパスをバスケスに通した」と称えた。また英メディア「CAUGHT OFFSIDE」も「ベンゼマが魅惑的なスキルで相手を打ち負かした」と賛辞を送っている。
昨季リーグ戦36試合21ゴール(得点ランキング2位タイ)の活躍を見せたベンゼマだが、今季も得点源として存在感を放ってくれそうだ。