サンプ戦で4−1圧勝のミラン、地元メディアが本田ライバルをいずれも高評価

ボナベントゥーラ「フットサルのような技術」、チェルチ「対面の選手は頭痛と共に」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は28日の本拠地サンプドリア戦で9試合連続のベンチスタートとなった。後半35分に途中出場すると、FWカルロス・バッカに決定的なラストパスを通すという見せ場を作ったが、バッカがシュートを決められずにアシストを1つ損する形になった。わずかに10分間の出場ということもあり、ミラン専門ニュースサイト「milannews.it」では、採点なしとされた。

 この試合はミランは攻撃陣が4得点と爆発し、4-1の大勝を収めた。そのため、前線の選手たちには軒並み高評価が並んだ。特に2ゴール1アシストのFWエムベイエ・ニアングは「8点」と大絶賛されている。

「ついにリーグ戦でミランでの初ゴールを決めた。ミラネッロ(練習場)も含めて、ミランに来て最高のパフォーマンスだった。ボナベントゥーラの先制点をアシストし、PKを決め、3点目も決めた。拍手の中でサンシーロのピッチを去った」

 また、このゲームを4-4-2システムで戦ったミランだが、中盤の両サイドを務めたMFアレッシオ・チェルチとMFボナベントゥーラも共に「7.5点」と称賛の的になった。

「チェルチ、7.5点。(サンプドリアの対面DF)メスバーは頭痛と共にサンシーロから帰るだろう。プレーするのに十分なスペースを得ることができ、ルイス・アドリアーノが決めた4-0のゴールをアシストした」

「ボナベントゥーラ、7.5点。先制点の場面では、フットサルの選手のような技術でニアングからのクロスをゴールに押し込んだ。2点目のPKも彼が獲得した」

 本田とポジション争いで上を行く2人のイタリア代表はそれぞれゴールに絡む活躍で賞賛を手にしている。

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