「カメラも追い切れない」 DF棒立ちの“高速ターン”を海外絶賛「森に迷わせる」
リヨンのFWデパイがアンジェ戦で躍動 リーグ2試合で3得点と攻撃陣をけん引
フランス1部リーグ・アンのリヨンは、現地時間16日に2019-20シーズン第2節でアンジェと対戦し、6-0の勝利を収めた。大勝での2連勝と好発進を決めたなか、2試合9得点の攻撃陣をけん引するオランダ代表FWメンフィス・デパイの“高速ターン”に注目が集まっている。
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デパイは開幕戦のモナコ戦(3-0)で鮮やかなミドルシュートを沈め、白星スタートに貢献。アンジェ戦でも前半42分と後半4分に得点を決めると、5-0の後半27分には得意のドリブルで魅せる。
ディフェンスライン裏へのパスで抜け出したデパイは、DFと競り合いながらもボールをキープ。DFを背負いながらボールを後ろに戻すと見せかけて、足裏を使った高速ターンで前を向くと、余裕を持った切り返しで対峙した相手を翻弄。最後はボールウォッチャーとなった守備陣を尻目に、MFジーン・ルーカスにあとは決めるだけというラストパスを供給し、チーム6点目を演出した。
鮮やかなドリブルとアシストに、母国オランダメディア「AD」は「美しいターンを繰り返し、アシストを記録した」と称賛し、「VTBL」は「メンフィスがDFたちを完全に森に迷わせる」と見事なドリブルを表現している。
また、米スポーツ専門局「ESPN」公式ツイッターは「極上のメンフィス・デパイ」とコメントを添えて動画を投稿。ファンからは「素晴らしいタレント」「カメラも彼を追い切れていない」という称賛や、「彼はマンUで十分な時間を与えられなかった」「ユナイテッドは買い戻すべき」という古巣マンチェスター・ユナイテッドでの扱いを疑問視する声が寄せられている。
最高のスタートを切ったリヨンで極上のパフォーマンスを見せているデパイ。今後のさらなる活躍に、否が応でも期待が高まる一戦となった。