東京五輪を「自分の大会にする」 伊藤達哉、“U-22序列”への挑戦「この1年が毎日勝負」

伊藤が名前を挙げた(左から)安部、久保、冨安【写真:Getty Images】
伊藤が名前を挙げた(左から)安部、久保、冨安【写真:Getty Images】

「一回全部リセットして、この1年が毎日勝負。できることは全部やりたい」

 メンバー選考において、代表チーム発足以降の実績も一つの審査ポイントだろう。しかし、伊藤は“最後の1年”が何よりも大事と位置づけ、すべてをリセットして勝負を懸けるイメージを膨らませている。

「東京オリンピックまであと1年。当確、当落線上、今まで一度も選ばれたことがない、いろんな選手がいるなかで、最後の1年で調子が悪ければ選ばれないし、代表に縁がなかった選手でも調子が良ければ選ばれると僕は思っています。もちろん、今までのものが全部なくなるわけじゃないですけど、一回全部リセットして、この1年が毎日勝負。できることは全部やりたいですね」

 コパ・アメリカ期間中から大会後にかけて、コパ・アメリカで共闘したチームメートの海外移籍が相次いで決定。18歳のMF久保建英はスペインの名門レアル・マドリード、安部はバルセロナ、DF冨安健洋はセリエAのボローニャと欧州5大リーグへと羽ばたき、FW前田大然もポルトガルのマリティモ移籍を決断している。将来的にプレミアリーグやセリエA挑戦の夢を公言している伊藤も、刺激を受けているという。

「チャンスがあれば移籍するべきだし、レアル・マドリードへ行けるなら誰もが行きたい。オリンピックを1年後に控えたタイミングで世界一のクラブに挑戦するのは、すごい勇気だなと。どれくらい試合に絡めるかが大事なシーズンなので、簡単な決断じゃない。僕もプレミアリーグはスタジアムの雰囲気が好きで昔からよく見ていたし、セリエAは好きなチーム、好きな選手も多いので、どこかのタイミングで行けたら面白いなと考えています」

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