香川真司は「尊敬を集めている」 サラゴサ同僚GK、新天地で“別格な存在”と証言
「チームメートの信頼を簡単に獲得した」と正GKアルバレスが香川の加入を歓迎
日本代表MF香川真司はスペイン2部レアル・サラゴサに加入し、現地はスーパースターの到来に大きく沸いている。9日の正式契約から1週間足らずだが、新たなチームメートは「グループの尊敬を集めている」と証言している。スペインメディア「エル・デスマルケ」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドと強豪でプレーしてきた香川は、昨季出場機会を失い、シーズン途中にトルコ1部ベジクタシュへ期限付き移籍。今オフは新天地を探していたが、9日にかねてから熱望してきたスペインでのプレーが現実のものとなった。
13日には“丸坊主”となった姿でサラゴサの加入会見に臨み、「ここでのチャレンジ、ここでやれることを幸せに感じているので、そこまで僕自身はお金が減ろうが、特に考えることはなかった。ここでまたチームとともに勝ち獲って、1部に昇格していければいいと思う」と、金銭面以上にスペインでのプレーが叶ったことへの意気込みを口にした。
本拠地エスタディオ・デ・ラ・ロマレーダでの“お披露目会”には、サラゴサのサポーター約7000人が詰めかけるフィーバーぶりを見せたが、同僚たちからも早くも一目置かれているようだ。
スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「香川はグループの尊敬を集めている」との見出しで、サラゴサ3年目の正守護神クリスティアン・アルバレスのコメントを紹介。33歳のアルゼンチン人GKは、「このレベルの選手がクラブに来ることは非常にポジティブだ。グループの尊敬、チームメートの信頼を簡単に獲得した」と証言している。また記事では、「経験とクオリティーを備えており、ロッカールームで非常にポジティブな要素になる」と期待を寄せている。
近年所属クラブで苦しんできた日本人アタッカーは、スペインでの新たな挑戦で再上昇を誓う。