“王様”メッシの超絶FK弾、年間最優秀ゴール受賞で再脚光 「マジカル」「絶対的な精度」
CL準決勝リバプール戦のゴールがユーザー投票で選出 5年間で3度目の受賞
UEFA公式サイトは9日、ユーザー投票で決まる2018-19シーズンの「UEFA.com ゴール・オブ・ザ・シーズン」に、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のリバプール戦で決めた直接FK弾が選ばれたことを発表した。メッシが同賞に輝いたのは過去5年間で実に3度目。CL公式インスタグラムがこのゴラッソ動画を公開すると、コメント欄には「キング」「絶対的な精度」など称賛の声が上がった。
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稀代のスーパースターに、また新たな勲章が加わった。舞台となったのは、5月1日に本拠地カンプ・ノウで行われたCL準決勝リバプールとの第1戦だ。3-0と快勝したこの一戦、2-0とリードした後半37分にメッシの左足が輝きを放つ。
ゴールまで約25メートル、ほぼ正面の位置でバルセロナがFKを獲得すると、キッカーを務めるのはメッシ。リバプールの4選手が正面に立って壁を作るなか、メッシの左足から放たれた強烈な一撃は絶妙な軌道を描き、枠の外から巻くようにしてゴール左上に突き刺さった。コース、スピードとも文句なし。世界的名手であるリバプールのブラジル代表GKアリソンが必死に反応するも防ぐことができなかったスーパーゴールに、本拠地カンプ・ノウは大歓声に沸いた。
この衝撃的なFKは試合直後から大きな反響を呼び、メッシが今や「歴代最強のFKキッカー」であるとの論調も巻き起こった。今回の受賞を受けて、CL公式インスタグラムも「メッシはFKキング?」との一文を添えて動画を公開。コメント欄では「彼はフットボールのキングだ」「マジカル・メッシ」「シーズン最高のGKから決めた」「絶対的な精度」「このゴールは壮観。彼はキングだ」といった称賛の声が上がった一方、「ふさわしくない」「このゴールは過大評価されている」など、次点となったユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴール(マンチェスター・ユナイテッド戦のボレーシュート)を推す声もあった。
賛否の声が上がるとはいえ、リバプール戦の一撃が“FKキッカー”としてのメッシの名声をさらに高めたのは事実。進化し続ける天才は迎える新シーズン、どんなスーパープレーで我々を驚かせてくれるのか、今から楽しみだ。