バルサBのMF安部裕葵をスペイン紙が高評価! デビュー戦で「きらめきを残した」
安部はサンフェリウエンとの練習試合に後半22分から出場
今夏、鹿島アントラーズからバルセロナへ完全移籍した日本代表MF安部裕葵が新天地でデビューを果たした。バルセロナBに所属する安部はサンフェリウエンとの練習試合(3-0)に後半22分から途中出場。青と赤のユニフォームを身に纏い、23分のプレー時間のなかで3人翻弄ドリブルを披露するなど見せ場を作った。スペイン紙「スポルト」は「きらめきを残した」と高評価を与えている。
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瀬戸内高校から2017年に鹿島入りを果たした安部。今季からは元日本代表MF本山雅志(ギラヴァンツ北九州)や日本代表MF柴崎岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ)が背負った10番を付けていた。6月には日本代表としてコパ・アメリカ(南米選手権)に出場。成長著しい20歳MFは、新天地にスペインの強豪バルセロナを選んだ。
7月、日本で開催された「Rakuten Cup」ではトップチームに同行。だが、右臀部痛の影響でチェルシー戦(1-2)とヴィッセル神戸戦(2-0)の出場を回避していた。2戦ともベンチで見守り、“凱旋”デビューはお預けとなった。
スペインへ戻り、バルサBへ合流。7月31日、開幕に向けたサンフェリウエンとのプレシーズンマッチでとうとう実戦デビューを果たした。後半22分から途中出場し、相手DF3人をドリブルで翻弄するなど好機を演出した。「スポルト」によると、「ガルシア・ピミエンタ監督は、彼にデビューのチャンスを与え、安部の技術を活かすことができ、戦術においてベストな状態で対応できる可能性のあるサイドハーフで彼を起用した」といい、「クオリティーの高さで何度もきらめきを見せた」と高評価を与えた。
新天地でも上々のデビューを飾った“新鋭”。スペイン3部に属するバルサBの一員として、安部は一体どんなシーズンを過ごすのだろうか。