レアル久保には「失望はない」 “濃縮な10分間”を現地評価「最高なセンセーションの一つ」
1点ビハインドで途中出場のなか、3本のシュートを放って存在感
レアル・マドリードは、現地時間7月30日に行われたアウディカップ準決勝でトットナムに0-1で敗戦を喫した。インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)での停滞が続いているが、スペインメディア「エル・デスマルケ」は「久保には失望はない」と、この試合でも見せたアグレッシブさに高評価を与えている。
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試合は、前半22分にブラジル代表DFマルセロとスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの連係ミスからイングランド代表FWハリー・ケインに決勝ゴールを許した。
「レアルは2019-2020シーズンのプレーシズンマッチでまたも敗北を喫した。ジネディーヌ・ジダン率いるチームは彼のライバルであるアトレチコ・マドリード、そしてアウディカップではトットナムに再び屈した。その準備期間は困難なものになっているが、これらの試合はいくつかの良い点を残している。そのうちの一つがタケフサ・クボだ」
シーズン開幕に向けて結果が残らず大きな不安を残しているレアルだが、そのなかの数少ない希望として久保が存在していると同紙は指摘。また、このようにも記している。
「日本人アタッカーは、ジダンが彼を(トップチームの)リストに入れる賭けに出るだけのものを見せている。(ICCの)バイエルン戦では、ボールを持った際にチームを先導する役割を果たし、18歳にもかかわらず彼の特徴と個性を見せる良いプレーをした。そして火曜日の試合(トットナム戦)でも、チームにとって最高のセンセーションの一つとなった。0-1で迎えたなかで日本人は試合終盤、フィールドに立った」