ベイル、“中国行き”が完全消滅か 江蘇蘇寧がFWサンティニ獲得で外国人枠上限に到達
中国を経由してインテル移籍の話が浮上も、外国人枠が埋まった影響でストップか
中国1部スーパーリーグの江蘇蘇寧は、昨季までベルギー1部アンデルレヒトでプレーしたクロアチア人FWイヴァン・サンティニを獲得したことを正式発表した。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルの獲得が完全消滅したとレポートしている。
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サンティニは昨季、公式戦39試合16ゴールを記録。江蘇蘇寧にとって大きなストライカーの補強になったが、記事ではそのこと以上に、これが中国リーグで認められている外国人枠に対し、“最後の選手”になったことが重要だとレポートしている。
江蘇蘇寧にはすでにブラジル人のDFミランダ、MFアレックス・テイシェラ、イタリア人のFWエデル、DFガブリエル・パレッタといった選手たちが所属。ここにサンティニを獲得したことで選手登録の上限(5人)に達し、ベイルの獲得は完全に不可能になったとした。
ベイルが所属するレアルや自身の家族によるリクエストで中国行きはキャンセルになると報じられてきたが、獲得する側の枠が埋まったことでも中国行きは完全消滅したと言えるだろう。
イタリアでは江蘇蘇寧のオーナーである蘇寧グループがセリエAの名門インテルの株式70パーセントを保有することから、江蘇が獲得した後にインテルへ期限付き移籍させるという報道もあったが、その流れもストップと見られる。
移籍市場閉幕が早いイングランドでは残り10日という期限にもなってきただけに、ベイルの動向には引き続き注目が集まることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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